厚生労働省は9日、新型コロナウイルスの影響による解雇・雇い止め(見込みを含む)について、業種別で初めて製造業が2万人を超えたと発表した。コロナ禍の雇用への影響は旅行業や宿泊業でも深刻化。5日時点で全体では前週比3169人増の9万3354人に上り、増加幅は昨年9月中旬以来約半年ぶりの高水準で、先行き不安が一段と強まっている。
 製造業の解雇・雇い止めは5日時点で2万536人と、2月26日時点から859人増えて全業種の中で最多。雇用環境の悪化は、旅行業(763人増)や宿泊業(513人増)でも目立つ。政府の観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止の影響とみられ、コロナ禍収束への道筋が見えない状況だ。 

(ニュース提供元:時事通信社)