日米両政府は10日、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が来日し、16日に日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開催すると発表した。日米2プラス2の開催は約2年ぶりで、バイデン政権では初めて。経済と軍事の両面で存在感を強める中国をにらみ、日米同盟強化や「自由で開かれたインド太平洋」実現に向けた協力を確認する見通しだ。
 2プラス2には茂木敏充外相、岸信夫防衛相が出席する。ブリンケン、オースティン両氏は15~17日の日程で日本を訪れ、16日に茂木、岸両氏とそれぞれ会談する予定。菅義偉首相との面会も調整している。
 一連の会談では、中国「海警法」施行などで緊張が高まる東・南シナ海情勢について懸念を共有。米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が沖縄県・尖閣諸島に適用されることを改めて確認する見通しだ。
 バイデン政権の閣僚の来日は初。新型コロナウイルスが世界的に流行する中での対面協議には、「同盟国重視」の姿勢をアピールする狙いもありそうだ。 

(ニュース提供元:時事通信社)