【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は10日、オーストリアで英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を受けた1人が多発性血栓症を発症して死亡し、別の1人も肺塞栓症で入院した件に関して「現時点でワクチン接種がこれらの病気を引き起こしたことを示すものはない」と、関連性を否定する見解を明らかにした。
 地元メディアなどによると、死亡したのは49歳の女性看護師。既に回復したもう1人も女性看護師で、共に北部ニーダーエスタライヒ州ツウェットルの診療所で働いていた。オーストリア当局は7日、予防措置として同じ製造ロット番号のワクチンの使用停止を発表した。 

(ニュース提供元:時事通信社)