【北京時事】中国の第13期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)第4回会議は11日午後(日本時間同)、香港の民主派を排除する選挙制度の変更方針を採択、閉幕した。方針への賛成は投票総数の99.97%に達し、習近平国家主席が掲げる「愛国者による香港統治」が圧倒的多数で支持された形だ。候補者の資格を事前に審査する制度の導入などにより、香港の選挙で共産党に反対する勢力が多数を占めることはほぼ不可能となる。
 採決では賛成2895票、棄権1票だった。反対票はなかった。この後、李克強首相は記者会見し「一国二制度を完全にし、愛国者による香港統治を堅持することを明確にした」と述べた。 
〔写真説明〕11日、北京の人民大会堂で行われた中国の全国人民代表大会(全人代)の閉幕式(AFP時事)
〔写真説明〕11日、北京の人民大会堂で開かれた中国全人代で、香港選挙制度の変更方針が賛成多数で採択されたことを示す電光掲示板

(ニュース提供元:時事通信社)