2021/03/21
防災・危機管理ニュース
宮城県沖で20日発生した地震によるけが人が、最大震度5強の揺れを観測した宮城県で6人、岩手県と福島県で各1人の計8人確認されたことが21日、各県のまとめで分かった。いずれも軽傷という。
各県や消防によると、宮城県では美里町の90代女性が外れた戸に頭をぶつけてけがをした。仙台市では地震の揺れで落下した物で頭を打つなどし、4人が軽傷を負った。
岩手県では、盛岡市の40代女性が揺れに驚いて転倒し、口の中を切って軽傷。福島県では、伊達市の女性(77)が屋内で転倒し、尾骨付近を打って救急搬送されたが、軽傷という。
東北新幹線は一部区間で運転を見合わせたが、全線で運転を再開した。
地震は20日午後6時9分ごろ発生。地震の規模はマグニチュード(M)6.9と推定される。気象庁は一時、宮城県に津波注意報を発表。沿岸部の複数自治体で避難所が開設されたが、その後閉鎖され、避難者はいない。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05