山形県は22日、山形市内で新型コロナウイルス感染者が急増しているとして、独自の緊急事態宣言を発令した。吉村美栄子知事と佐藤孝弘山形市長が共同会見を開き、市民に対し、4月11日までの間、不要不急の外出と移動を自粛するよう要請した。
 県内では、21日に過去最多となる31人の感染を確認。22日までの1週間の感染者110人のうち、76人が同市内で確認された。現時点で飲食店に対する営業時間の短縮要請は実施しない。
 吉村知事は「何としてもこれ以上の感染拡大は食い止めないといけない」と強調。佐藤市長は「経路不明の感染者も増えている。マスク着用といった基本に立ち返ることが大事だ」と訴えた。
 一方、緊急事態宣言を発出している宮城県の村井嘉浩知事は22日の会見で「1週間、10日間たって、それでも(感染状況が)まだ厳しいとなれば、今度は国の手を借りる形になっていく」と指摘。新型コロナ対策の改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を要請することもあり得るとの見方を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)