政府の地震調査委員会は22日、宮城県沖で20日夕に起きた最大震度5強の地震(マグニチュード=M6.9)について臨時会合を開き、発生から1週間程度は震度5強より「さらに強い揺れをもたらす地震が発生する可能性もある」との評価をまとめた。
 発生後2日間に付近で続発した地震が最大でM4.2にとどまり、大きめの地震がほとんど起きていないほか、宮城県沖ではもともとM7級の地震が30年以内に起きる確率が非常に高いと評価しているため。
 20日夕の地震は牡鹿半島近くで起きたが、より沖合には1978年の宮城県沖地震(M7.4)の震源域がある。2日間に続発した地震を含めた活動領域が一部重なっている可能性があると指摘された。
 平田直委員長(東京大名誉教授)は会合後の記者会見で、78年のような地震が起きやすくなったかは分からないとしたが、「もともと確率が高いので注意喚起したい」と話した。 

(ニュース提供元:時事通信社)