【バンコク時事】ミャンマーのクーデターで権力を握った国軍が設置した最高意思決定機関「国家統治評議会」の報道官は23日、記者会見し、デモ隊が警察署に対する襲撃や工場への放火を行っていると主張した。
 報道官は17カ所の工場が焼き打ちに遭い、数千人が職を失ったと非難した。また、デモ隊との衝突で兵士4人、警官5人が死亡したと指摘。「このような暴動と無政府主義を受け入れる民主主義国家があるだろうか」と述べ、弾圧を正当化した。
 一方、職場放棄を呼び掛ける「不服従運動」の結果、病院が機能しなくなり、新型コロナウイルス関連の死者が相次いでいると批判した。
 報道官はクーデター後の騒乱で市民164人が死亡したと語った。人権団体の政治犯支援協会の集計では、市民の死者は22日までに261人に達している。 

(ニュース提供元:時事通信社)