【ワシントン時事】バイデン米大統領は25日、ホワイトハウスで記者会見した。北朝鮮による25日の弾道ミサイル発射は「国連安保理決議違反だ」と断じ、「(事態を)エスカレートさせれば相応の対応を取る」と警告した。
 バイデン氏が正式な形で記者会見を開くのは就任後初めて。約1時間、記者から質問を受け、北朝鮮に対し「外交の用意はあるが、非核化が最終目標であることが条件だ」と強調した。
 対立が激化する中国に関しては「中国は世界のリーダーとなり、最も豊かで力を持つ国となる目標を持っているが、私の目の前でそれは起こらない」と語り、主導権を譲らない考えを示した。
 また、中国の習近平国家主席に対し「対決は望まないが、厳しい競争になる」と伝えたと説明。香港情勢や新疆ウイグル自治区での人権侵害状況に声を上げ、南シナ海や台湾の問題で「ルールに従うよう説明責任を負わせる」と訴えた。
 アフガニスタン駐留米軍の撤収をめぐっては、トランプ前政権が決めた5月1日までの実現は困難と述べる一方、年内に撤収を完了できるという見通しを示した。
 新型コロナウイルス対策では、就任100日後の4月末までに1億回としてきたワクチン接種目標を大幅に見直し、2億回に倍増すると表明した。また、2024年大統領選で再選を目指すかを問われ、「出馬するつもりだ」と明言した。 
〔写真説明〕25日、米ホワイトハウスで記者会見するバイデン大統領(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)