【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は25日、EU首脳会議後の記者会見で、新型コロナウイルスワクチンのEU向け供給が遅れている英製薬大手アストラゼネカについて「再び輸出を行う前にEUとの契約を履行しなければならないのは明白だ」と語った。英国などへのワクチン輸出阻止を改めて警告した。
 欧州委は24日、ワクチン輸出規制の強化を発表。生産能力を持ちながらEUへのワクチン輸出を制限している国などへの出荷を停止できるようにする内容で、首脳会議でも対応を協議した。フォンデアライエン氏は「欧州が確実に公平な分配を得られるようにしたい」とも強調した。輸出が阻止された場合、アストラ社のワクチンを一部輸入する予定の日本にも影響が出る可能性がある。 

(ニュース提供元:時事通信社)