【ワシントン時事】米国家安全保障局(NSA)のナカソネ局長は25日、上院軍事委員会の公聴会で、昨年11月の米大統領選への外国の干渉に対抗するため、二十数件のサイバー作戦を実施したと証言した。ナカソネ氏はサイバー軍司令官も兼務している。
 ナカソネ氏は作戦について「外国が2020年の選挙に干渉したり、結果に影響を与えたりするのを未然に防止するのが狙いだった」と説明。詳細に触れなかったが、サイバー軍から同盟国など9カ国に要員を派遣し、作戦を行ったと語った。
 米情報機関は今月、ロシアの政府機関などがプーチン大統領の指示の下、昨年の米大統領選でトランプ大統領(当時)に有利になるような情報戦を実施したとする報告書を公表。一方で、イランはトランプ氏の再選を妨害し、米国民の政府や選挙制度に対する信頼を損なうような工作活動を行ったと指摘した。 

(ニュース提供元:時事通信社)