災害時に鉄道が緊急停止し、踏切の遮断機が閉じたままになる事態を防ぐため、対応を事前に決めるよう自治体などに義務付ける改正踏切道改良促進法などが31日の参院本会議で全会一致により可決、成立した。災害時の「開かずの踏切」をなくし、緊急車両の立ち往生をなくす狙い。
 対象は、地域防災計画で定める「緊急輸送道路」など、災害時に緊急車両や物資を運ぶ車両が通るのが想定される道にかかる踏切。国や自治体、鉄道事業者などが連絡手段や遮断機を上げる手順を事前に決めておくよう義務付ける。
 このほか、一部の道の駅を国土交通相が「防災拠点自動車駐車場」として指定する制度も創設。指定されると、災害時に自衛隊や自治体以外の利用を禁止、制限できる。 

(ニュース提供元:時事通信社)