2021/04/03
防災・危機管理ニュース
【ブリュッセル時事】オランダ政府は2日、英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、60歳未満への接種を停止すると発表した。血小板減少を伴うまれな血栓症を接種後に発症する例が報告されていることから、「予防的措置」として決定した。
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)が来週7日に改めて示す血栓症に関する見解を踏まえ、その後の対応を判断する。60歳未満への接種停止決定は先月30日のドイツに続く動き。カナダも55歳未満への接種を中断している。
オランダでは、アストラ製ワクチンの接種後に血小板減少を伴う血栓症を発症した例が、25~65歳の女性に新たに5件あったという。
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05
-
緊急事態宣言解除後も出勤者は変わらず
リスク対策.comが、1都3県の緊急事態宣言が解除された翌22日から行った簡易アンケート調査によると、「緊急事態宣言解除後、出社率は変わりましたか?」との問いに対し、「変わらない」との回答が60%で、微増が37%になった。アンケートは、メールマガジン読者らに対して配信し、翌日までに45の回答を得た。
2021/03/28
-
3.11から10年、日本の危機管理はどこまで向上したか?【アーカイブ配信】
2021年3月25日(木)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/03/27