【パリ時事】新型コロナウイルスの感染拡大が深刻なフランスで、感染防止の規制破りが相次いでいる。今月上旬、店内営業が禁止されているにもかかわらず、パリの高級宴会場で豪華な会食が開かれていたことがテレビ局の潜入取材で発覚。北部ランスでは、聖職者や信者がマスクをせずにイースターのミサを行った疑いが浮上し、いずれも当局が捜査を開始した。
 仏民放テレビM6は2日、「特権を持つ少数の人だけが知っている場所」で開かれた会食の隠し撮り映像を放映。従業員が「マスクは不要です。扉の向こうにはコロナはありません」と説明し、マスクを着けない客同士があいさつのキスを交わす様子が収められていた。会食は複数回、行われているという。
 M6は6日、声明を発表し「少なくとも閣僚1人の参加が確認された」と指摘。政府に対する国民の怒りを招いている。 

(ニュース提供元:時事通信社)