【北京時事】中国共産党雲南省規律検査委員会は8日、新型コロナウイルスの感染拡大の責任を問い、瑞麗市トップの※雲尊(※龍の下に共)書記(46)を更迭したと発表した。ミャンマーとの国境に位置する同市では3月末以降、市中感染が100人超に拡大。同委は「過去半年余りで3回の集団感染を引き起こし、全国および雲南省の感染抑制の大勢を破壊した」と断じた。
 中国では、世界で初めて感染が広がった湖北省武漢市で2カ月半に及んだ都市封鎖が解除されて8日で1年を迎え、日常生活を取り戻した武漢の様子を伝える報道が相次ぐ。瑞麗市を除けば全国的にも新規感染者は入国者を中心に20人前後にとどまっている。そうした中での更迭処分は、感染防止対策を緩めないよう他の地方幹部を引き締める狙いがあるとみられる。
 瑞麗市は三方をミャンマーと接し、今回流行しているウイルスもミャンマーから流入したもよう。市は密入国者の取り締まりなど国境管理を強化しているが、7日もミャンマー籍の7人を含む12人の感染を新たに確認した。 

(ニュース提供元:時事通信社)