愛知県の大村秀章知事は13日の記者会見で、新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の適用について「国に要請せざるを得ないと認識している」と述べた。具体的な要請時期や対象地域は、政府とも協議した上で決める意向を明らかにした。
 県内の新規感染者数は12日までの1週間平均で152人と、3月中旬の30~40人程度から急増している。国が重点措置適用の目安とする「ステージ3」の160人に近づいており、大村氏は「大変厳しい状況」と危機感を表明した。
 県内の医療体制はまだ逼迫(ひっぱく)していないものの、大村氏は「予防的に対処していきたい」と強調。「新規感染者は急カーブで上がっており、ゴールデンウイーク前にしっかりと抑え込んでいきたい」と述べ、飲食店に午後8時までの営業時間短縮を要請し、感染症対策をチェックする見回りを行うなど、国の対処方針に沿って対応を強化する考えを示した。
 埼玉県の大野元裕知事も13日、記者団の取材に対し「大阪、兵庫で猛威を振るっている変異株が、県内でもこの数週間で急増している。重点措置を検討せざるを得ない」と述べた。 

(ニュース提供元:時事通信社)