厚生労働省は21日、変異した新型コロナウイルスの疑い例が20日までの1週間で新たに2352人確認されたと発表した。前週(1525人)の約1.5倍で、変異株の拡大が加速している。
 疑い例は簡易検査による判明分で、累計は46都道府県の5916人となった。厚労省のまとめには含まれていないが、山形県も疑い例が見つかったと発表しており、全都道府県に広がったことになる。
 厚労省によると累計のうち、最多は大阪府の979人(前週比209人増)だが、東京都は967人(同549人増)と増加数が突出している。他に埼玉県(342人、同196人増)、神奈川県(260人、同120人増)、北海道(226人、同119人増)の増加幅が目立った。
 全遺伝情報(ゲノム)解析で確定した変異株の累計感染者数は、空港検疫を含めて1880人。感染力が強い「N501Y」変異のある英国型が大半を占めた。 

(ニュース提供元:時事通信社)