【バンコク時事】国軍がクーデターで権力を握ったミャンマーの対タイ国境近くで27日早朝、少数民族武装組織のカレン民族同盟(KNU)と国軍が交戦した。KNUスポークスマンによると、KNUは国軍の監視所を襲撃して制圧。関係筋は衝突で少なくともKNUメンバー4人が死亡、6人が負傷したことを明らかにした。
 川を挟んで隣接するタイ北西部メーホンソン県から撮影された映像では、爆発音や銃声が響き、監視所から炎と煙が上がった。目撃したタイの住民は時事通信に「国軍兵士が逃走し、一部はKNUに拘束された」と語った。
 メーホンソン県当局によれば、KNUによる制圧後、ミャンマー国軍はKNUの支配地域とみられる一帯を空爆。タイ側の住民約450人が避難した。また、タイ側にいた女性1人が脚に流れ弾を受け、負傷した。 
〔写真説明〕27日、タイ北西部・メーホンソン県から撮影された、ミャンマーの少数民族武装組織による襲撃を受け、炎が立ち上がる国軍監視所(AFP時事)
〔写真説明〕27日、タイ北西部・メーホンソン県から撮影された、ミャンマーの少数民族武装組織に制圧された国軍監視所(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)