【バンコク時事】タイと隣接するミャンマー東部カイン州で、クーデターを起こして権力を掌握した国軍が27日から少数民族武装勢力、カレン民族同盟(KNU)の支配地域への空爆を繰り返し、タイ外務省は30日、住民2267人がタイ側に避難したことを明らかにした。
 KNUが国軍の拠点を制圧したのを受け、国軍が空爆を開始。カレン平和支援ネットワーク(KPSN)によると、29日午後から30日未明にかけても3回にわたって空爆が行われた。
 KPSNは「ミャンマー側では約7000人が避難生活を送っている。空爆が続けばさらに多くの避難民がタイ側に渡るだろう」と指摘。避難民は大雨や強風にさらされているのに加え、鉄砲水で食料や所持品を失い、「支援が必要だ」と強調した。 
〔写真説明〕タイ側に逃れたミャンマーの避難民=4月下旬、タイ北西部メーホンソン県(地元当局者提供)

(ニュース提供元:時事通信社)