横浜市立大の山中竹春教授らの研究チームは12日、米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンの接種を2回受けた人の約9割に、英国型などの変異株への感染を防ぐ中和抗体があったと発表した。1回の接種では不十分だったという。山中教授は「集団免疫に期待が持てる結果が出た。現在の変異なら、既存ワクチンで対応できるのでは」と話した。
 研究チームは、ファイザー製ワクチンの接種を受け、新型コロナの感染歴がない同大付属病院の職員ら105人を調査。英国型や南アフリカ型など7種類の変異株と従来株の計8種類に対する抗体保有率を調べた。
 英国型への抗体保有率は、1回目の接種後は18%だったが、2回目の後は94%に増加。同様に南ア型は21%が90%に、ブラジル型は16%が94%にそれぞれ上昇した。インド型も37%が97%に上がった。 

(ニュース提供元:時事通信社)