東京都は13日、新型コロナウイルスの感染状況などを分析するモニタリング会議を開いた。専門家は、大型連休中に人出が大幅に減った一方、感染力の強い変異ウイルスの影響で新規感染者がいまだ増加傾向にあると指摘。「(減少に転じる)ピークアウトの見通しは不透明だ」と警鐘を鳴らした。
 会議後、記者団の取材に応じた小池百合子知事は、変異ウイルスの流行に「危機管理の観点からより緊張感を持って(対策を)進める」と強調。連休中に感染を抑え込めたかどうか聞かれると、「まだ断言できないが、厳しいと感じている」と述べた。
 2~8日の都内主要繁華街の人出は、3度目の緊急事態宣言が発令される直前の4月18~24日と比べ、昼間で4割減、夜間は半減した。一方で、7日間平均の新規感染者数は今月12日現在で840.3人と前週比で93.9人増えた。 
〔写真説明〕モニタリング会議後に取材に応じる小池百合子東京都知事=13日午後、都庁

(ニュース提供元:時事通信社)