防衛省は、自衛隊が東京と大阪で運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場について、17日から予約を受け付ける。東京は午前11時、大阪は午後1時をめどにスタートし、東京23区と大阪市に住む高齢者が対象。24日の運営開始から1週間分の接種枠を、同省のホームページや通信アプリ「LINE」の公式アカウントなどから専用サイトにアクセスして予約する。電話では受け付けない。
 東京会場は東京都千代田区の大手町合同庁舎3号館、大阪会場は大阪市北区の大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)。混乱を避けるため、接種対象の高齢者を徐々に拡大していく。31日から東京都と大阪府の全域、6月7日から埼玉、千葉、神奈川、京都、兵庫の1府4県を追加。同14日以降は、単身赴任などの理由で対象地域に住んでいるが住民票を置いていない人も、接種可能となる。
 予約はそれぞれ1週間前から受け付ける。1回目の接種時に2回目の日時を決める。防衛省は今月21日に電話による相談窓口を開設する。
 市区町村による接種とはシステムが異なるため、二重予約を防ぐことができない。中山泰秀防衛副大臣は16日の記者会見で「予約に当たっては市区町村で予約していないことを必ず確認してほしい」と呼び掛けた。
 運営期間は8月24日までの3カ月間。東京会場は1日当たり最大1万人、大阪会場は同5000人の接種が可能と見込む。防衛省は医官と看護官らを計約280人派遣。民間看護師も1日当たり200人を活用する。

 ◇居住地域ごとの予約開始時期
5月17日~ 東京23区、大阪市
  24日~ 東京都全域、大阪府全域
  31日~ 東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、京都、兵庫
6月 7日~ 対象地域に住民票は置いていないが居住実態のある人。 
〔写真説明〕自衛隊が運営する新型コロナワクチン大規模接種会場の予約サイト。東京は17日午前11時ごろから受け付けを開始する=16日
〔写真説明〕記者会見する中山泰秀防衛副大臣=16日午後、防衛省
〔写真説明〕東京会場ウェブサイト予約QR(左)と大阪会場ウェブサイト予約QR

(ニュース提供元:時事通信社)