【バンコク時事】ミャンマーのクーデターで実権を握った国軍に拘束され、訴追されたアウン・サン・スー・チー氏が24日、首都ネピドーで行われた審理に初めて出廷した。スー・チー氏の弁護士が明らかにした。健康状態は良好で、面会した弁護士に、自らが率いる国民民主連盟(NLD)は「存続する」と強調した。
 国営テレビは同日夜、審理に臨むスー・チー氏の写真を放映した。スー・チー氏はマスク姿で被告席に着席していた。クーデター後、スー・チー氏の写真が公開されたのは初めて。
 審理に先立ち、30分間にわたって面会を認められた弁護士によると、スー・チー氏は「NLDは国民のために創設された。国民がいる限り存在し続ける」と述べ、昨年の総選挙で不正があったとしてNLDを解党する方針を示した国軍に反発。また、「国民の健康を祈っている」と語った。 
〔写真説明〕ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏=2020年1月、ネピドー(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)