【サンパウロ時事】南米ペルーの国防省は24日、中部フニン州サンミゲルデルエネ近郊で、住民とみられる少なくとも14人が極左ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」に殺害されたと発表した。現場には、住民に2週間後に迫った大統領選決選投票を棄権するよう脅すビラが残されていたという。
 事件は23日夜に発生。犠牲者はゲリラが用いる「社会洗浄」と呼ばれる方式で銃殺されており、子供2人も含まれていた。死者は女性6人を含む18人に上るとの情報もある。
 6月6日の決選投票には、過去にセンデロ・ルミノソに関わったとうわさされる急進左派ペドロ・カスティジョ氏と、センデロ撲滅に尽力したフジモリ元大統領の長女で、中道右派のケイコ氏が進出。支持率で先行するカスティジョ氏は事件を受け、「このテロ攻撃を強く非難する。われわれは暴力を許さない」との声明を出した。 

(ニュース提供元:時事通信社)