【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)は28日の紛争処理機関(DSB)の会合で、オーストラリア産大麦への中国の高率関税をめぐる問題を審議するため、紛争処理小委員会(パネル)の設置を決めた。2国間協議が物別れに終わり、パネルによる調停手続きに移行することになった。豪州の要請に基づいた措置。
 豪州は昨年12月、中国が豪州産大麦に80%の関税を上乗せしたのは不当だとして、中国をWTOに提訴した。豪州が新型コロナウイルスの発生源に関する独立調査を中国に求めるなど、両国関係が悪化したことが背景にあるとみられている。 

(ニュース提供元:時事通信社)