【サンパウロ時事】南米ペルー政府は5月31日、新型コロナウイルスによる公式死者数がこれまでの2.6倍に増えたと発表した。5月30日時点の死者数は6万9342人と発表されていたが、見直しの結果、昨年3月1日~今年5月22日の間の死者数を18万764人だったと訂正した。
 米ジョンズ・ホプキンス大の集計では、人口10万人当たりの死者数はハンガリーが約300人で世界最悪だった。今回の見直しにより、ペルーが約550人で大きく上回ることになった。
 ペルーの国営通信によると、これまでは検査で感染が確認されていた人のみを死者に数えてきたが、認定条件を大幅に拡大した。人口10万人当たりの死者数は、日本の約54倍となる。ペルーではかねて公式死者数と現実の乖離(かいり)が指摘されており、ウガルテ保健相は「驚くに値しない」と述べている。 

(ニュース提供元:時事通信社)