【ニューヨーク時事】ブラジルの食肉加工世界最大手JBSがサイバー攻撃を受け、一部工場の操業が停止した問題で、同社は9日、犯行グループに対し1100万ドル(約12億円)相当の「身代金」を支払ったと発表した。支払時期など詳細は明らかにしていない。米メディアによると、暗号資産(仮想通貨)ビットコインで支払ったという。
 JBSは声明で「サイバー攻撃に関連した不測の事態を避け、データの流出を防ぐために決めた。難しい決断だった」と説明した。
 同社は先月30日までに、企業のデータなどを使用できなくし、復旧と引き換えに金銭を要求する「ランサムウエア」と呼ばれるウイルスを使った攻撃を受け、オーストラリアと北米の工場が一時操業停止に追い込まれた。米政府は、ロシア系のハッカー集団による犯行とみている。 

(ニュース提供元:時事通信社)