【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は16日、「攻撃的な行動」を続けるロシアに対する政策見直しに向けた報告書を発表した。記者会見で「現在最低レベルにある対ロシア関係のさらなる悪化に備える必要がある」と語り、より厳しい姿勢で対抗すべきだとの認識を示した。
 24、25両日に開くEU首脳会議で、今後の対ロシア政策を協議する。
 EUは、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏毒殺未遂や支持者への弾圧のほか、サイバー攻撃、偽情報流布などをめぐり、ロシアとの対立を一段と深めている。ボレル氏は「ロシアの意図的な政策選択が負の連鎖を生んだ」と指摘。「緊密に協力できる可能性は現実的なものではない」と早期の関係改善を悲観した。 

(ニュース提供元:時事通信社)