【シリコンバレー時事】米マイクロソフト(MS)は24日、パソコンなどの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ11」を発表した。現在のウィンドウズ10から約6年ぶりの更新。柔軟な働き方や遠隔授業など新型コロナウイルス禍が加速させた生活様式の変化を踏まえ、操作性の改善やアプリの充実を進めた。
 オンライン発表会で、ナデラ最高経営責任者(CEO)は「ウィンドウズの新時代の幕開けだ」と語った。新OSは年内に一般提供を始める。ウィンドウズ10から無料更新できるほか、パソコンメーカーも対応端末を順次投入する。
 米グーグルのOS「アンドロイド」向けのアプリも使えるようにする。米アマゾン・ドット・コムのアプリ配信サービス経由で入手できる。これにより、スマートフォンの動画共有などのアプリも使える。
 また、ウィンドウズ11ではMSが自社で手掛ける「マイクロソフト・ストア」について、外部の決済サービスも利用可能にし、アプリ開発者が収益の全額を手にできるようにした。収益配分を求めている競合の米アップルやグーグルとの違いを鮮明にし、開発者を呼び込む狙いだ。
 このほかデスクトップ画面も刷新。コロナ禍で複数の作業を並行して行うことが日常化し、大量のアプリで画面が混雑しやすかったが、高い頻度で使うアプリを特定の位置にとどめる機能も備える。 

(ニュース提供元:時事通信社)