【ニューヨーク時事】米南部フロリダ州サーフサイドで起きたマンション崩落で、現場では雨が降り、火災も発生するなど捜索活動が難航している。25日午後(日本時間26日午前)の時点で死者は4人、安否不明者は159人。現場付近には各地から入居者の親族らが駆け付け、不明者の無事を祈った。米メディアが報じた。
 当局は犬や探知機、カメラを使って生存者を捜索。重機を投入して、上部のがれきや金属の除去を始めた。また、地下の駐車場に救助用のトンネルを開けながら下部からも捜索し、物をたたく音などがしないか調べた。地元当局者は「音が聞こえるたびにそのエリアに集中してチームを追加で投入したり、機器を使ったりしている」と説明した。
 だが、強風や雨で捜索は難航し、駐車場も一部浸水。さらにがれきの中で火災も複数回発生し、焼ける臭いが漂ったと報じられている。
 サーフサイドのあるマイアミデード郡のレビーン・カバ郡長は記者会見で「生存者が見つかる希望はまだある」と強調した。
 一方、米メディアは25日、住人がマンションの管理会社を相手取り、500万ドル(5億5400万円)の損害賠償を求める集団訴訟を起こしたと報じた。原告側は、管理会社が生命と資産を守る責任を果たすことを怠ったと主張している。 

(ニュース提供元:時事通信社)