【ジャカルタ時事】インドネシアのジョコ大統領は1日、首都ジャカルタを含むジャワ島とバリ島で「緊急活動制限」を行うと発表した。新型コロナウイルス感染者が激増したためで、基幹産業を除いて100%の在宅勤務が義務付けられる。
 期間は3~20日。他にも、百貨店や礼拝所および観光・文化・運動施設の閉鎖、持ち帰りを除く飲食店の営業停止などの規制がかかる。
 感染者は6月中旬から急増した。過去1週間の増加数は1日平均2万人を超え、5月の4.2倍に膨らんだ。病床不足が深刻化し、ぐったりした人々が病院の外に横たわる光景が報じられた。7月1日には、過去最多の504人が新たに死亡したと発表された。
 在宅勤務100%の導入は初めて。これまで経済活動を優先して都市封鎖を避けてきたが、大幅な制限強化に追い込まれた形だ。ジョコ大統領は「冷静に、緊張感を持ち、規則を守ってほしい」と国民に呼び掛けた。 
〔写真説明〕インドネシアのジョコ大統領=4月24日、同国ジャカルタ(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)