菅義偉首相は6日、新型コロナウイルス対策の関係閣僚と協議し、東京、埼玉、千葉、神奈川4都県に適用中の「まん延防止等重点措置」について、11日に迫った期限の延長に向けた調整を続けた。東京五輪の期間中(23日~8月8日)を含む1カ月程度延ばす案が浮上している。7月8日に予定する政府対策本部で決定する。
 首相は首相官邸で、加藤勝信官房長官、西村康稔経済再生担当相らと約50分間、協議した。4都県の重点措置の延長期間や、飲食店の酒類提供が議題になったとみられる。酒類提供は現在、感染対策の徹底など一定の条件付きで午後7時まで認めている。一律停止に踏み切るかが焦点だ。
 加藤長官は協議後の記者会見で、「各地域の感染状況、医療提供体制などを精査し、認識の共有を図った。具体的な結論を出しているわけではない」と述べた。政府は専門家の分析も踏まえ、7日も調整を継続して方向性を出す。 
〔写真説明〕官邸に入る菅義偉首相=6日午前、東京・永田町

(ニュース提供元:時事通信社)