【ソウル時事】韓国防疫当局は7日の発表で、6日に新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が1212人だったと明らかにした。1日の感染者が1000人を超えるのは今年1月以来で、感染「第3波」が頂点を迎えた昨年12月に続き過去2番目の多さ。
 ソウル首都圏でクラスター(感染者集団)が相次いで発生し、ソウル市では6日に1日の感染者としては過去最多の583人を確認。新規感染の8割以上が首都圏で発生しているという。
 ワクチンの接種が進むとともに、防疫への緊張感が緩んだことが急増の背景にあるとみられる。特にまだワクチンを接種できていない20~30代の若者を中心に感染が広がっているほか、インド由来のデルタ株も急速に拡大しつつある。
 韓国政府は感染の増加傾向が収まらないことから、本来7月1日に緩和する予定だった防疫態勢を引き続き延長し、5人以上の集まりの禁止やレストランの夜間営業規制など現状の対策を維持してきた。金富謙首相は「今後2~3日で状況が収まらない場合、最も強力な段階の措置を取り得る」と防疫態勢を強化する可能性を示した。 

(ニュース提供元:時事通信社)