【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチのジョブネル・モイーズ大統領(53)が首都ポルトープランスの自宅で暗殺された事件で、警察幹部は7日、治安部隊が大統領宅で犯行グループの4人を射殺し、2人を拘束したと発表した。AFP通信などが伝えた。
 警察幹部は「4人の傭兵(ようへい)を殺害した。3人の警察官が人質にされていたが、解放した」と強調。ただ、容疑者の詳細や事件の背景などは明かさなかった。
 事件は7日未明に発生。自動小銃などで武装した犯行グループが大統領の私邸に侵入し、モイーズ氏と夫人を銃撃した。夫人は重傷を負い、米南部フロリダ州マイアミの病院に搬送されたが、命に別条はないという。
 モイーズ氏死去を受け、ジョゼフ暫定首相が大統領の職務継承を宣言するとともに、全土に2週間の戒厳令を敷いた。ジョゼフ氏はその後、ブリンケン米国務長官と電話会談。米国務省によると、ブリンケン氏は「ハイチの国民と民主的統治制度への支援を継続する」と表明した。 
〔写真説明〕7日、ハイチの首都ポルトープランスにある大統領宅付近で捜査する警察官ら(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)