大正製薬(東京都豊島区)は、地震や水害などの自然災害が多発する中、自治体や企業向けの防災分野に進出する。長期保存が可能な備蓄用食品として、飲み水が不足しがちな災害時でも摂取しやすいゼリー飲料を開発。既に防災用品のカタログ業者と商談を進めており、月内に販売を開始する。
 備蓄用の「リポビタンゼリー長期保存用」は、防災用食品を製造するワンテーブル(宮城県多賀城市)の技術により、常温で5年間の保存が可能。1袋200キロカロリーでカフェイン、アレルギー物質を含まず、安心してエネルギーや水分を補給できる。
 大正製薬によると、乾パンやクラッカーといった乾いた備蓄食品だと、高齢者や子どもが飲み込みにくいといった課題があるという。販路は企業や自治体向けが中心だが、一般向けも自社の通販で取り扱う。 
〔写真説明〕大正製薬が備蓄用に発売する「リポビタンゼリー長期保存用」

(ニュース提供元:時事通信社)