【ワシントン時事】ブッシュ(子)元米大統領は独放送局ドイチェ・ウェレとのインタビューで、アフガニスタン駐留米軍の撤収について「信じられないほど悪い結果につながる」と批判した。同放送局が14日、インタビュー動画を公開した。
 ブッシュ氏は撤収の判断を「誤り」と断じた上で、「アフガンの女性や少女が言葉に表せないほどの被害を受けるのではないかと懸念している」と指摘。「アフガン人通訳ら米軍への協力者も取り残され、残忍な人々によって殺害される。心が痛む」と述べた。
 2001年の米同時テロ時に大統領だったブッシュ氏は同年10月、国際テロ組織アルカイダをかくまったアフガンのタリバン政権の攻撃に踏み切った。米国はその後、最大10万人規模の兵力を投入したが、タリバンに壊滅的打撃を与えることはできなかった。
 バイデン大統領は8月末までの全面撤収を決断。アフガン駐留米軍の撤収は既に95%以上が完了し、指揮権も中東全体を管轄する中央軍に移管された。 

(ニュース提供元:時事通信社)