大型で強い台風6号は23日午前、沖縄県・宮古島の南海上を北上し、同日夜に非常に強い勢力でほぼ直撃する見通しになった。台風の動きが遅く、大荒れの天候が長引くため、気象庁は先島諸島では暴風や高波に厳重に警戒するよう呼び掛けた。大雨による土砂災害や浸水が起きる恐れもある。
 6号は24日朝以降は東シナ海を北上し、26日には中国大陸に上陸するとみられる。
 一方、南鳥島近海にある熱帯低気圧が今後台風に発達して北上する見込み。27日ごろに東北・関東沖に進む恐れがあり、注意が必要。
 宮古島では23日午前9時10分に最大瞬間風速37.5メートル、石垣島では午前8時45分すぎに同28.9メートルを観測した。先島諸島で24日までに予想される最大瞬間風速は60メートル。波の高さは11メートル。猛烈な風で一部の住家が倒壊する恐れがあり、早めの安全確保が必要という。
 24日正午までの24時間予想雨量は多い所で250ミリ。その後、25日正午までの同雨量は100~150ミリ。
 6号は23日午前10時、宮古島の南約60キロの海上をゆっくりと北北西へ進んだ。中心気圧は955ヘクトパスカル、最大風速40メートル、最大瞬間風速60メートル。半径130キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径500キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)