台風8号は28日午前6時前に宮城県石巻市付近に上陸した後、岩手、秋田両県を横断し、午後3時に秋田沖で温帯低気圧に変わった。気象庁は、東北と関東甲信を中心に29日にかけて大気の不安定な状態が続くとして、局地的な大雨や落雷、突風、ひょうに注意するよう呼び掛けた。
 台風が東北地方に太平洋側から上陸したのは、気象庁の1951年の統計開始以来2例目で、宮城県は初めて。最初の例は2016年8月に岩手県大船渡市付近に上陸した台風10号だった。
 福島県須賀川市付近では、28日午後3時10分までの1時間雨量が約110ミリとの記録的短時間大雨情報が出された。青森県五所川原市では午後3時半すぎに最大瞬間風速19.0メートルを観測した。東北と関東甲信、北陸で29日午後6時までに予想される24時間雨量は、多い所で80ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)