茨城県の大井川和彦知事は3日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言の発令を政府に要請したと発表した。県内の直近1週間の新規感染者数は1324人で、7月中旬から4倍以上になった。大井川氏は「県の医療体制が崩壊する可能性が出てきた。早急に強力なブレーキを踏むべきだと判断した」と述べた。
 政府の発令判断に先駆け、県は6~19日、独自の「緊急事態宣言」を出すことを決めた。県内全ての飲食店に対し、午後8時以降の営業自粛を求める。酒類の提供は午後7時までとする。不要不急の外出や県境をまたぐ移動も控えるよう求め、県有施設は休館する。
 大井川氏は「感染力の強いデルタ株が増え、われわれの感染対策を超えてきている」と説明。その上で「夏休みやお盆に県内に遊びに来たり、帰省したりするのはできるだけ避けてほしい」と呼び掛けた。 

(ニュース提供元:時事通信社)