総務省消防庁は11日、救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が2~8日の1週間に全国で2897件発生したと発表した。5週連続で増加しており、2020年4月に集計を開始してから過去2番目の多さとなった。うち新型コロナウイルスに感染した疑いがあるケースは1387件で、約半数を占めた。
 消防庁は、4カ所以上の医療機関に搬送を照会し、救急隊が現場に到着してから搬送開始までに30分以上かかったケースを困難事案と定義。政令市や県庁所在地など全国52カ所の消防本部を対象に件数を調べている。 
〔写真説明〕東京消防庁の救急車=2015年、東京都板橋区

(ニュース提供元:時事通信社)