大雨特別警報が13日に出された広島市では、川が氾濫し、車が流されたとの情報が寄せられ、広島県などが確認を急いでいる。
 湯崎英彦知事は県の対策本部会議後、記者団に「命に危険を及ぼす災害がいつ発生してもおかしくない大変危険な状況になっている」と話し、警戒を呼び掛けた。
 広島市消防局によると、午前9時30分ごろ、鈴張川付近の住民から「道路が崩れて車が流された」との通報があった。車に人が乗っていたかは分からず、県警や消防が確認している。
 県によると、鈴張川を見に行き、帰って来ない人がいるとの情報がある。広島市や呉市、三次市などには土砂災害警戒情報が出されている。
 広島市安佐北区の鈴張川、北広島町の冠川、安芸高田市の多治比川で氾濫危険水位を超え、各流域には5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が発令された。
 鈴張川流域では約60人が市内の避難所に入った。避難の長期化が見込まれることから、県は災害救助法の適用に向けて調整している。 

(ニュース提供元:時事通信社)