西・東日本に停滞する前線が南下し、前線上に発生した低気圧が東へ進んだため、15日は午前中に関東や東海で激しい雨が降った。一方、気象庁は同日午前6時10分、九州北部の福岡、佐賀、長崎の3県や広島県の一部市町に14日から出していた大雨特別警報を警報に切り替えた。前線は16日に再び北上し、九州北部で大雨になる恐れがある。その後も20日ごろまで日本付近に停滞する見込み。
 神奈川県では15日午前、山北町付近や松田町付近で1時間雨量が約100ミリとの記録的短時間大雨情報が相次いで発表された。相模原市中央区では午前11時20分までの12時間雨量が199.5ミリを観測。静岡県伊豆市(天城山)では午後3時50分までの同雨量が180.5ミリとなった。
 気象庁の黒良龍太予報課長は大雨特別警報を切り替えた際に記者会見し、「これまでの記録的な大雨で土砂災害の危険が高まっている。引き続き厳重に警戒し、油断せずに身の安全を確保してほしい」と話した。河川の増水、氾濫や道路などの冠水、浸水が続く可能性もある。
 16日午後6時までの24時間予想雨量は、九州北部・南部の多い所で180ミリ。その後、17日午後6時までの同雨量は、九州北部・南部100~200ミリ、四国と中国100~150ミリ、近畿と東海、北陸50~100ミリ。 

(ニュース提供元:時事通信社)