【エルサレム時事】トルコ北部の黒海沿岸地方を襲った11日の豪雨に伴う洪水で、地元当局は15日、死者数が58人に達したと発表した。行方が分からない人もなお多数おり、被災地では大きな被害を受けた家屋などに取り残された人々の救命活動が続いている。
 現地を視察したソイル内相は14日夜、「これまで経験したことのない規模の被害が出ている」と述べ、カスタモヌ、シノップ、バルティンの3県で、なお70人以上の行方不明者がいることを明らかにした。エルドアン大統領も13日に現地入りし、復興に全力を挙げる姿勢を示した。
 アナトリア通信などによると、洪水が押し寄せて全半壊した建物は450棟以上ある。橋や道路などのインフラ被害も深刻で、大規模な停電も発生した。関係当局はヘリコプターを使った被災者救出や、家を追われた2000人以上への食料配給などの支援活動を行っている。 

(ニュース提供元:時事通信社)