【バンコク時事】タイのバンコクで15日、新型コロナウイルスの感染拡大は政府の失政が原因と批判する若者らが自動車やバイクで隊列を組み、プラユット首相の退陣を求めて行進した。
 タイでは感染力が強いインド由来のデルタ株がまん延。累計感染者は15日に90万人を超え、3カ月で9倍以上に増えた。一方、ワクチンを2回接種した人は人口の約7%にとどまる。デモ隊指導者は「ワクチンは十分に行き渡らず、国民は痛みと死に直面している。首相は去る時だ」と訴えた。
 バンコクでは新型コロナ対策で5人を超える集会は禁止されているが、若者らはほぼ連日デモを実施。一部は暴徒化し、警察は過去1カ月で130人以上を拘束した。 

(ニュース提供元:時事通信社)