【カイロ時事】アフガニスタンの大統領だったガニ氏は18日、滞在先のアラブ首長国連邦(UAE)からビデオメッセージを公表し「アフガン人の正義のための努力を続ける」と述べ、帰国を目指す意思を明らかにした。ガニ氏の肉声が公になるのは国外逃亡後初めて。
 ガニ氏はイスラム主義組織タリバンの首都カブール進攻に伴い15日に国外へ脱出した。フェイスブックに投稿されたメッセージでは、タリバンとの平和的な事態収拾を最後まで模索したが、大統領宮殿が襲撃され身の危険を感じたために避難したと釈明。「私がカブールにとどまれば絞首刑に処せられ、国民は流血を目撃しただろう」と逃亡を改めて正当化した。
 一方、タリバン幹部とカルザイ元大統領らが進める新体制樹立に向けた協議を「支持する」と表明。さらに、逃亡に際して巨額の資金を持ち出したとされる疑惑については「根拠のないうそだ」と否定した。 

(ニュース提供元:時事通信社)