【ワシントン時事】バイデン米政権は4日までに、新たな感染症によるパンデミック(世界的流行)のリスクに備える国家戦略を発表した。今後10年間に650億ドル(約7兆1300億円)を投じる。新型コロナウイルスの起源をめぐる混乱を教訓として、自然由来の感染症だけでなく生物兵器テロの脅威にも対抗する狙いだ。
 ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)と科学技術政策局が3日に共同発表した。冒頭で、生物学的な脅威に備える「バイオディフェンス」の重要性を強調。中国の武漢ウイルス研究所からのコロナウイルス流出説を念頭に「実験室での事故や意図的な生物兵器の使用の可能性に至るまで」、防衛力の向上を目指すと明記した。 

(ニュース提供元:時事通信社)