【ベルリン時事】アフガニスタン情勢をめぐり、先進7カ国(G7)とアフガン近隣国などは8日、オンラインで外相会合を開いた。終了後に記者会見したブリンケン米国務長官は、イスラム主義組織タリバンに、市民らの国外退避許可の「約束を守らせる」必要があると述べ、各国と連携し圧力をかける姿勢を示した。ただ、会合には、タリバンに接近するロシアと中国は参加せず、足並みの乱れが鮮明となっている。
 ブリンケン氏は外相会合に先立ち、アフガンから米国の支援で退避した避難民らが身を寄せるドイツ南西部のラムシュタイン米空軍基地を訪問し、マース独外相と対面で会談。マース氏は米国や各国と「タリバンにどう協調して対応するか協議したい」と表明した。
 8日の外相会合参加国はG7のほか、インド、パキスタン、サウジアラビア、トルコ、オーストラリア、韓国など20カ国を超えた。北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も出席した。 
〔写真説明〕オンライン形式で開かれたアフガニスタンに関する会合に出席した茂木敏充外相(左上)=8日(外務省提供)
〔写真説明〕8日、ドイツ南西部ラムシュタイン米空軍基地で会談するブリンケン米国務長官(左)とマース独外相(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)