農林水産省は21日、コメの食味ランキングを毎年公表している日本穀物検定協会に対し、外国産米の検査で不正があったとして業務改善命令を出した。法令などで決められた土砂の分析を行わずに検査証明書を交付したケースが、少なくとも約450件判明した。同省は原因究明とともに、検査員の研修実施など再発防止策の徹底を求めた。
 同協会の関西神戸支部で土砂分析に必要な化学薬品の使用記録がなかったことから、不正が発覚した。同省の立ち入り検査で、中部支部でも同様の不正が明らかになった。中部支部では昨年判明していたが、協会本部への報告を怠った。
 不正について、同協会は「内部監査の見直しやコンプライアンス体制の確立により、二度と起こらないようにしていく」とコメントした。 

(ニュース提供元:時事通信社)