大阪市此花区の私立認可保育園で、保育士が新型コロナウイルスに感染して出勤していた可能性があるのに、保健所の調査に対し、園長の指示で隠していたことが22日、市や園への取材で分かった。園ではその後、別の保育士と園児2人の計3人の感染が判明。市が詳しく調べている。
 市によると、園長が10日、「虚偽の説明をするよう保育士に指示した」と此花区役所に謝罪に訪れたことで発覚。保育士は8月23日に出勤し、翌24日に感染が判明したが、保健所に対し園長の指示で「出勤しなかった」と虚偽の説明を行い、園は疫学調査を免れた。
 園長は取材に、「子どもの命を預かる責任者として、あってはならなかったと深く反省している。(疫学調査で)臨時休園になると保護者に迷惑が掛かると思った」と話した。自ら区役所に申し出た理由については「保護者からの問い合わせでうそが発覚し、隠せなくなったため」と説明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)