国土交通省は28日、河川に架かるJR各社の橋梁(きょうりょう)について、豪雨時の安全性を総点検すると発表した。被災する危険性が高い橋梁は2022年の出水期までに補強する。豪雨災害の激甚化に伴い、橋梁被害は増加傾向にある。復旧には長期間を要するため、対策により地域交通への影響を軽減したい考え。総点検の実施は初めてという。
 同省によると、橋梁被害は主に川底の地面が削られ、橋脚が傾いたり、倒れたりすることによって発生する。
 総点検はJR各社の全ての橋梁約5000カ所が対象。戦前に建設され、橋脚の底面がしっかり固定されていない箇所などを抽出し、現地調査を行う。調査で特に緊急性が高いと判断した橋梁には、コンクリートのブロックなどで橋脚を固定する補強工事を実施する。 

(ニュース提供元:時事通信社)